この度弊社では、高知県の推進する「環境推進企業との協働の森づくり事業」に協賛させて
いただく運びとなり、二泊三日で高知県四万十町へ「森の視察とECO体験ツアー」
総勢35名で行ってまいりました。



平成21年8月1日朝 ANA561便で高知へ。
この日の東京は曇り。
富士山を包む雲を眼下にし、普段太陽を浴びることのない大人たちが
南国土佐の太陽に出会えることを祈っていました。
   


目的地の四万十町へは高知龍馬空港よりバスで約2時間。
朝早くの出発だったからなのか、景色を眺めることもなく睡眠をとるスタッフ達。
 


今回の目的は「森の視察とECO体験」
四万十町に到着後、まず自分達の寝床作り&マイ箸作りに挑戦。

 
材料となる山帰来(サンキライ) この中から自分の好きな色、形のものを選びます。


自分で作ったマイ箸でなければ、ご飯を食べてはいけません。子供達も真剣です!
 


マイ箸作りは第一回My箸コンテストで大賞を受賞した、
四万十町在住の川ちゃんに講師をお願いしました。
   
川ちゃん


全員マイ箸が完成したところで、お待ちかねの晩ご飯。
 


地元の婦人会の方々にご用意していただきました。
 
四万十川で獲れたての手長エビ 

マイ箸で食べると格別の美味さです!


地元の方が差し入れてくれたイノシシ鍋 最高でした


一日目はマイ箸作りとキャンプ用のテント張り、地元の方々との交流(単なる飲み会?)で
締めくくりました。



山班と川班に分かれて、それぞれ視察スタートです。

まずは山班。
協定地区となった森の視察と、その森が見渡せる対岸の山頂を目指します。
登山中、小鹿がお出迎えしてくれました。
 


眺望も最高です。
 


欲張ってもっと奥深くへ。マイナスイオンが山全体から発生してます。


この橋もいわゆる「エコ橋」でしょうね。


事務局の今井くんもノリノリの様子です!


四万十川の名前の由来は、40,010の支流が流れ込んでいるからだと言われています。
その支流の一つで、僕と地球を繋ぐ森協定地、小野皿走山麓近くに流れ込む
久保川の上流「龍王の滝」を視察しました。


この一粒一粒の水滴が日本最後の清流四万十川に繋がり、やがて太平洋に流れ込んでいます。
黒潮に乗って世界を旅する水滴もあるのかも!?


そんな感じで壮大な水滴の旅を想像していたら、後ろで弊社の三津木取締役が修行に入っておりました。


修業中の三津木取締役を不思議そうに見つめるサワガニ

サワガニは水が綺麗な渓流に住んでいるので、水質階級の指標生物にもなっているそうです。

切り捨て間伐の山がありました。

切り落とした木は、搬出用の作業道を開設することが困難な場所では、その場に放置するしかありません。

切り捨て間伐の場合、切り落とした木が腐敗し温室効果ガスの放出流木などにより環境汚染
災害に繋がってしまうため、当プロジェクトでは搬出間伐を主体としています。

四万十町では基本的に作業道を開設し、間伐材の搬出を行っております。
僕と地球を繋ぐ森プロジェクトでも四万十町の理念に賛同し、作業道開設費用も協賛
させていただきました。


続いて川班。
小学一年生の嵐隊長を筆頭にラフティングに挑戦。
 


四万十川にエンジンの付いた舟なんて必要ありません。必要なのはチームワーク!
 


流れに逆らわず、自然と一体化になるのがコツなんです。
 


川の上では予土線列車が通過中。列車からの景色も抜群でしょうね!


急流に差し掛かったところで嵐隊長が何かを発見!?


下を見ると隊長のお父さんが大変なことになってました。。。


本気モードで助けを呼ぶお父さんの気持ちも知らず・・・。


四万十川も隊長も、色んな表情を持っていますね!


こちらは川下り体験 河童を探してゆっくりと。


夕方、山班も川班もお腹を空かせてキャンプ地へ。 四万十川産天然鰻の登場です!


肝焼き&骨焼き。カルシウムたっぷりで噛みごたえ抜群


四万十鰻は骨まで美味しく食べられますよ。


満天の星空の下、東京では出来ない花火に子供も大人もみんな夢中になりました。
 


アートですな~。




最終日
夏のキャンプの締めといえば西瓜割り。
芝生と西瓜の緑がとても美しいです。
   


人生初のスイカ割りに挑戦


おみごと


高知の自然を丸かじりした三日間でした 


私達は、山と、川と、海と、空と、それら全てが一つの輪のように繋がり、
生命の住む地球を形成していること
を常に意識します。
また、私達は祖先から引き継いできたこの地球を、
未来の子供たちにしっかりと繋いでいくこと
を約束しなければいけません。
今回のツアーを通じて参加者全員が心からそう感じました。
その想いを形にするために発足したプロジェクト「僕と地球を繋ぐ森」
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。