このたび、平成22年6月21日付で「僕と地球を繋ぐ森」としては
第一号となる「CO2吸収証書」が、高知県より発行されました。
 

平成21年度の施業計画分が対象となった今回は、施業面積にして
10.07ha(東京ドーム約2.2個分)の間伐より、171.34t-CO2が吸収
されることが証明されています。

因みに「171t-CO2」は、
家庭が一年間に排出するCO2量(※5.5t-CO2/世帯:2005年)の
約30世帯分に相当します。(※全国地球温暖化防止活動推進センターHPより)

森林間伐からCO2吸収量の認証まではさまざまなプロセスがあります。
「僕と地球を繋ぐ森」が協定している高知県の場合、大きく分けて
専門家によるCO2吸収専門委員会を設置→県の諮問を受けて審査→その結果を受けて県が認証
という流れになります。

そこで用いられるのが、下記のCO2吸収量算定式。
1haあたり吸収量(t-CO2/年)
=(蓄積増分)×(拡大係数)×(容積密度)×(炭素含有率)×(二酸化炭素換算係数)

≪※IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の国際的なガイドラインに即する≫

物理と化学と生物が束になったような、ムズカシイ数式ですが…
とにかく、「森林によるCO2吸収量」はこの計算式をもとに算出されているのです。
「僕と地球を繋ぐ森」では平成21年度~25年度の協定期間5年間で、
1165.5t-CO2の吸収が想定されています。

「想いは木となり、森となる。」
僕と地球を繋ぐ森・運営事務局としてはこの高知県の森をスタートとし、
やがては全国各地の森林と間伐協定を結ぶことで、想いのネットワークを
広げて行きたいと考えています!

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これからもご支援の程、よろしくお願い致します。