1950年代以降、世界の人口は3倍近くに増え、
同時に地球の生態系や自然を、文明の発展と
引き換えに、ことごとく蝕んできました。
それは私たち人類が、この地球をたった数十年で
根本から変えてしまった
ことを意味します。



私たちが直面している地球温暖化問題。
それは、私たち人間の活動が活発になるにつれてCO2
始めとする「温室効果ガス」が大気中に大量に放出され、
地球全体の平均気温が上昇する現象のこと。
今この瞬間も、産業・運輸・乱伐・森林の開拓など、
人間活動の活発化に伴って温室効果ガスの濃度が増加し、
地球規模での温暖化が進行しています。

     
  地球に入ってくる太陽の熱と、地球から出ていく
熱のバランスが良くとれ、地表を適度な温度に
維持している状態です。
  我々が排出するCO2が増える事で、温室効果
ガスの濃度が増加し、熱をより多く吸収するようになり温暖化が進行します。
 



地球温暖化が進行すれば、氷河などの融解や海水の膨張により、海面が上昇し気候メカニズムの変化を
引き起こします。やがて異常気象の頻発による自然生態系への悪影響は避けられないのが現状です。

IPCC(※)の報告では、過去100年間に地球全体の平均気温は0.3℃~0.6℃上昇し、
海面は10㎝~35㎝上昇したことが判明しており、このことは私たち人類を含め、
あらゆる生命体に様々な悪影響を及ぼすことが解っています。

この15年間、地球上の平均気温は毎年上昇し続けています。
地球全体の平均気温が1.5℃~2.5℃上昇すると、約20%~30%の動植物の絶滅リスク
高まると予測されています。

 

現在世界各地では、様々な異常気象や、生命の危機に晒された生物の存在が、
毎日のように報告されています。


このままの状態が続けば、  

毎年1300万haの森が失われ 
両生類の3分の1
哺乳類の
4分の1 
鳥類の8分の1 
 
絶滅に瀕すると言われています。

この時代に生きている私たち全人類には、共有している責任があります。
過去から学び、反省し、未来に向けて行動する使命があるのです。

※IPCC【 Intergovernmental Panel on Climate Change】 人間の活動の拡大によって起こった大気の循環の変化が、気候・食糧・エネルギー・水資源などに重大な影響を及ぼしているという共通認識のもとに、各国政府が集まり国際的な取り組みを検討する会議。



日本はCO2を始めとする温室効果ガスにおいて、1990年の排出量実績に対し、
2012年までに「マイナス6%」の削除目標を掲げました。

この削減目標6%のうち「2.2%を省エネ等による削減」及び、
京都メカニズムと呼ばれる「海外からの排出量取引」で削減し、
残り3.8%を「森林によるCO2の吸収」による相殺、
すなわち「カーボンオフセット」するとされています。
 
カーボンオフセット(Carbon Offset)とは、直訳すると「二酸化炭素(carbon dioxide)の打ち消し(offset)」となり、自らが排出したCO2を、さまざまな温室効果ガス削減プロジェクトを活用して相殺するという、
自主的な取り組みを意味します。

 

 
京都議定書「Kyoto Protocol」
気候変動枠組条約に基づき、1997年12月に京都市の国⽴京都国際会館で開かれた
第3回気候変動枠組条約締約国会議/地球温暖化防⽌京都会議COP3で議決した議定書。
地球温暖化の原因となる温室効果ガスについて、先進国における削減率を1990年を基準として
各国別に定め、共同で約束期間内に⽬標値を達成することが定められた。